気温がぐっと下がり、初雪観測のニュースを耳にするこの頃。スキー場オープンのニュースを聞く日も、そう遠くありません。そこで今日は、スキーやスノーボード経験がなくても楽しめる、とっておきのスノースポーツをご紹介します。どれもレンタル会社で借りたり、レッスンを受けられるものばかりなので、気軽に挑戦しましょう!
雪上ハイキングなら「スノーシューイング」
見渡す限りの白銀の世界を、自分の足で歩きたい。そんな思いを抱いたら、さっそくスノーシューイングに挑戦しましょう。スノーシューイングとは、雪上を歩くために開発されたスノーシューを履いてウォーキングすることです。
スノーシューがこんな形をしているのは、浮力を確保するため。雪の上をふつうのブーツで歩くと、ズボッズボッとはまってしまいます。でも、スノーシューを履けば、無駄な力を使わず、快適に雪上を歩くことができるのです。
雪山独特の、凛とした静けさと澄み切った空気を全身で感じながら、一歩一歩進んでいきます。基本は歩く動作だけなので、運動能力に自信がない人でも大丈夫。ただ、普段使わない筋肉を使うので、翌日は筋肉痛になっているかも!?
バイク好きにオススメ!「スノーモービル」
スノーモービルというと、スキー場の救護隊を思い出すかも知れません。でも、スノーモービルは立派なスノースポーツでもあるんです!初めてでも、簡単に運転できるようになりますよ。
運転するのに免許は要りません!必要なのは、少しの冒険心だけ。ハンドル操作だけでは、曲がるときに十分な角度が付かないので、体を左右に動かして体重移動をする必要があります。最初は怖いかも知れませんが、スノーモービルは安定性抜群なので、思い切ってやりましょう。
雪山を縦横無尽に疾走できる爽快感は、何にも代えがたいもの。まずは平坦なフィールドで挑戦してみましょう。バイク好きな人を連れて行ってあげるのも良さそうです。
頭から突っ込む!スリル満点の「エアボード」
雪上のボディーボードこと、エアボード。その名の如く、腹ばいになって専用ボードに乗り、雪山を滑り降りるスイス発祥のスポーツです。
エアボードの操作は簡単!左右のハンドルを握って、体重移動するだけでターンができます。ご覧のように、地面との近さは他のスポーツとは比較になりません。この近さのおかげで、想像以上のスピード感を味わえます。
慣れると、フリップやジャンプもできるようになるとか。日本では、まだ比較的新しいスポーツのため、ゲレンデで大きな注目を集めること間違いありません。
今回ご紹介したスポーツは、どれも日本各地のレンタル会社で用具を借りたり、レッスンを受けることができます。また、冬と言っても、スキー場では日焼けをすることがあります。真っ白な雪に反射した太陽の光で「雪焼け」をすることのないよう、日焼け止めの準備はお忘れなく!
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