「海外で仕事をしてみたい気持ちはあるけれど、なかなか一歩が踏み出せない」という人は少なくないのでは? ネックになりそうな語学の問題。また、自分には特別な才能があるわけではないという現実的な悩み。でも本当にそうでしょうか? 何事もそうですが、やる気があればどうにかなるものです。今回は海外で働く方法について書いてみたいと思います。
まずは行きたい国を選び、次に何がしたいのかを考えてみます。たとえば「北欧の雑貨が好きだから、ノルウェーの雑貨屋で働いてみたい」「シンガポールでフリーペーパーの制作に携わりたい」など。当たり前のことですが、目的が明確になると次のステップに進みやすくなります。次に働く方法を考えてみましょう。
1. 現地採用
欧米やオセアニアはビザの問題でちょっとキビシイけれど、中華圏及び東南アジア諸国には日本人社員を募集している企業が結構あります。「アジアdeお仕事」「ジョブストリート」などの求人情報サイトを頻繁にチェックする、働きたい国の日系人材派遣会社にコンタクトを取る、などして積極的に動いてみましょう。働いてみたい企業に直接連絡をしてみるのもひとつの方法です。
この方法で現地就職をしている友人が結構いますし、私自身も現地採用枠で東南アジアに渡航しました。日本で働いているときよりは給料が下がる場合が多いけれど、会社が家賃を負担してくれることも少なくありません。
2.ワーキングホリデー
アイルランド、フランス、デンマーク、ノルウェー、香港、台湾などには、ワーキングホリデー制度(ワーホリ)というものがあります。みなさんもご存知のように、現地で1年間働きながら語学や文化を習得する制度です。英語や現地の言葉ができないと、いい就職先が見つからないのがワーホリの難しいところ。目的が語学習得なら、この制度を利用してみるのはいいことだと思います。また本当にやる気のある人は、ワーホリから現地の企業にアタックして就職してしまう場合も。すごいですね〜! ※ワーホリには申請時に年齢制限があるのでご注意を。
3. 学生ビザ
こちらは語学や資格の習得が目的のビザです。現地に長く滞在したい人は、ワーホリから学生ビザに切り替えて滞在するということも可能です。ただ学生ビザは基本的に勉強が目的のため、アメリカのようにキャンパス内以外では基本的に労働できないケースや労働時間が限られている場合もあります。このため、語学やスキルアップを図ったあとは現地採用を目指すというのがよいかも。
なんとなく、できそうな気がしませんか? まずは気になる国の情報の収集から始めてみましょう。 目的をもっていればどの国で就職してもきっと成功するはずです!



