大好きな京都。行きつけお気に入りの宿はあるけれど、実は新しいホテルも気になるのが人情。新しいピカピカのホテル、いったいどんな施設で、どんなサービスなのでしょう?そっと、お教えしましょう。
ザ・リッツ・カールトン京都 2014年2月オープン
スイートの種類が豊富な高級ホテル
鴨川沿い二条大橋畔、かつて藤田観光経営のホテルフジタ京都の跡地に建て替えられて、オープン。景観条例で建築物の高さやデザインが規制され、土地取得も困難なことで、外資系ホテルの進出が少ない京都。外国人に馴染みのある高級外資系ホテルの誕生は、外国人観光客の拡大を予想させます。全134室のうち、17室がスイート。プライベートの日本庭園がある「ガーデンテラス・スイート」もあります。「ザ・リッツ・カールトン・スイート」は、1泊100万円!

©The Ritz-Carlton Hotel company
和モダンのゴージャスなバスルーム
バスルームの壁面に桜の模様、バスタブの底面にも桜模様の滑り止めが施され、日本の自然美をアピール。洗面台の鏡の間にはフラット液晶TVがあり、ゆっくり寛げます。和の情緒を楽しみたいけれど、日本式旅館に馴染めるか不安のある外国人観光客にも向いているといえるでしょう。

©The Ritz-Carlton Hotel company
女性の憧れ ピエール・エルメ・パリ
女性に人気の「ピエール・エルメ・パリ」がコラボレーション、朝食、アフタヌーンティーが楽しめます。マカロンやイスパハン狙いの女性に大人気。

2年連続で雑誌「Le Figaro」にて「パリの最も美味しいクロワッサン」にも選ばれた、ピエール・エルメ・パリのヴィエノワズリー販売中 ©The Ritz-Carlton Hotel company
富裕層をターゲットにしている設備、宿泊料だけに、利用者の期待度も高く、マンパワーのサービスのレベルが一致しないとの声もあります。新しいホテルなので、今後の成熟に期待したいですね。
三井ガーデンホテル 京都新町別邸 2014年3月オープン
町家風のつくりに、京情緒
町家風のつくりはいかにも京都らしく、風情があります。

©Mitsui Fudosan Hotel Management
ただいまと言いたくなる落ち着ける部屋
和モダンのシンプルで、個性が強過ぎない部屋は、ほっと寛げそうです。1階にある、人工炭酸泉の大浴場も好評。写真の部屋は「デラックスツイン」。

©Mitsui Fudosan Hotel Management
京都のおばんざいがいただける、朝食ビュッフェ
旅行の楽しみといえば「朝ごはん」。京都ならではのおばんざいが、朝食にいただけます。
「にしんと茄子のたいたん」「九条葱と焼うす揚げの沼田和え」「菜の花と湯葉のお浸し」など小鉢の種類も豊富。どれを食べようか、ワクワクしますね。

©Mitsui Fudosan Hotel Management
オープンして間もないながら、利用者の評価が高いホテル。施設、サービス、食事のレベルの高さ、利用しやすい宿泊料が人気の要因のようです。ロケーションは、目標物の少ない町中になるため、事前によく確認しておくことが必要です。
住所:京都市中京区新町通六角下る六角町361番
連絡:075-257-1131
フォーシーズンズホテル京都 2015年予定
カナダに本拠をおく高級ホテルチェーン、「フォーシーズンズ」が京都へ進出。
地上4階地下3階のL字型の低層階ホテルで、客室数は180室予定。そのうちの1/3ほどが長期滞在用ユニットになるそうです。客室は少なめ、設備の充実と質の高いサービスを特徴としているフォーシーズンズの完成が待たれます。
開業年:2015年予定
高さ:4階
延床面積:34,725.42㎡
所在地:京都府京都市東山区妙法院前側町447(旧住居表示)
日本を代表する観光都市京都に、次々と登場するホテル。ホテルは利用客に育てられていくものだと思います。日本人客はもちろん、外国人観光客にも満足してもらえる国際水準レベルに届くホテルを期待したいですね。



