
ブルーボトルコーヒーなど、品質を重視したサードウェーブコーヒーが話題となっている一方で、家庭用レギュラーコーヒーの販売量も近年増加傾向。こだわりの味を楽しむ、自宅でのコーヒーライフの変化が見られているのだそう。

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今年3月にはパナソニックから、自宅で本格的な焙煎が楽しめる新サービス「The Roast」が発売開始予定。発表会に行ってきましたので、その様子をご紹介したいと思います。
自宅で楽しむ、究極のコーヒー体験

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こちらがお披露目された焙煎機。豆の特徴を引き出すための温度や風量制御に優れ、自宅でも生豆を本格的に焙煎できるのが魅力なのだそう。(英国ベンチャー起業IKAWA社との技術提携)
手軽に、本格的な焙煎が楽しめる新サービス

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「The Roast」は、焙煎機、生豆、焙煎プロファイルをセットで販売。世界中の厳選された良質な生豆が毎月届けられ、独自の焙煎プロファイルによって生豆に合わせた最適な焙煎が楽しめるようです。
「生豆の選び方」と「焙煎」によっておいしさの9割が決まると言われるコーヒー。「自宅で生豆を本格的に焙煎することで、究極のコーヒー体験を楽しんでいただきたい」というコンセプトなのだとか。
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“世界一の焙煎士”が作成した焙煎プロファイル

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まず生豆のパッケージにあるQRコードをアプリに読み込み、プロファイルを送信。焙煎機に生豆を投入し、焙煎が完了するのを待ちます。

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焙煎プロファイルは、2013年「World Coffee Roasting Championship」において優勝に輝いた、「豆香洞コーヒー」オーナーの後藤直紀さんによって作成。一つの焙煎プロファイルにつき、なんと5時間も試行錯誤されたのだそう! プロが考案した焙煎のレシピをスマホで簡単にダウンロードできるのは画期的ですね。

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焙煎完了後の豆。香ばしい芳醇な香りが漂います!
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焙煎したての新鮮豆ならではの、奥深い香りや味わい

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後藤直紀さんによる、新鮮豆と劣化豆の違いがよくわかる実演も。

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手前が焙煎したての新鮮豆で、奥が二ヶ月前に焙煎した劣化豆。新鮮豆はお湯を注いだ瞬間から粉全体がふっくらと膨らみましたが、劣化豆は膨らみが小さく、抽出時の違いがはっきりわかります。

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豆の種類や焙煎度合いの違いを比較する試飲。同じ豆でも浅煎りと深煎りとでは色味や香り、酸味や苦味の強さの変化がよくわかりました。
おいしさと安全性にこだわった生豆

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「The Roast」で毎月届けられる世界各地の生豆は、明治39年創業の老舗食品商社、石光商事による輸入。厳しい農薬検査や品質管理が行われ、おいしさだけでなく安全にもこだわっているのだそう。
自分好みの味を発見するのが楽しくなりそうな「The Roast」。さらにコーヒーの世界が広がる、魅力的なサービスではないでしょうか?

[All Photos by Nao&shutterstock.com]


