ランチにおうどんを食べたくなったらあなたはどこに行きますか? 渋谷でオススメのおうどんやさんをご紹介いたします。
バリエーション豊かなカレーうどんを楽しみたいときはカレーうどん 千吉へ
道玄坂を登っていくと目に入る、黄色の大きな看板が目印です。こちらのカレーうどん、鰹ベースのだしにミルクを加えたオリジナルのカレーソースということで、一般的なカレーうどんよりもマイルドでクリーミーです。辛さもいくつか選べます。
ちなみに、辛いものが好きな筆者は辛吉カレーがお気に入り。また、トッピングやサイドメニューも盛りだくさんなので、お酒を飲みながら〆にカレーうどんというのもおすすめ。残ったカレーとごはんを混ぜて、雑炊のように食べる二段活用が常連さんたちの定番なのだとか。
四国の味をたっぷりと楽しみたいときは饂飩四國へ
小豆島の醤油、瀬戸内海の海水でつくられた塩、そして観音時市沖の伊吹島産のいりこを使っただし。こちらのお店では四国のうまみをたっぷり味わえます。こしがきいた麺に薄味のだしをかけて食べるかけうどんや、四国ならではのぶっかけうどん、釜揚げうどんなど、うどんの種類もさまざま。
また、かき揚げの野菜一つ一つがとてもしっかりしていて歯ごたえ抜群。ランチ時の定食メニューにつく炊き込みご飯も粒立ちよくおいしかったです。お水のかわりにほうじ茶が出るサービスもうれしいですね。
[饂飩四國]
うどん好きから必ず名前があがる名店、麺喜やしま
創業80年の老舗中の老舗。さぬきうどんファンの中では長く愛されている名店です。本店は富ヶ谷で、二号店は円山町にあります。どちらの店舗も店内は、昭和を感じる懐かしいおもちゃがいっぱいで、初めて行ったときはみんな驚きます(笑)。
お味はいりこだしのあっさりとした薄味。そして、やしまファンから何度も周知されたイカゲソ天。こちらは味つけも濃いめなので、薄味のうどんとベストマッチです。また、サイドメニューが豊富なので、いろいろ選んでいるお客さんが多かったですね。ちなみに、富ヶ谷店も円山町店も人気でいつも列ができています。お昼時に行かれる場合はランチタイムを少し外していくといいかもしれません。
[麺喜やしま]
大阪発信の老舗うどんは美々卯であじわう
大阪・堺で200年続いた老舗料亭から、麺類専門店として「美々卯」と名前を改め今に至ります。こちらも歴史を感じる老舗。創業当時からこだわりぬいた製法は代々丁寧に引き継がれているのだとか。
メジカと鰹をベースにつくるだしは他のお店ではなかなか見られないめずしいお味。うどんすきやしゃぶしゃぶなどがそろうメニューから、なにか特別な日にきたくなるうどんやさんだなと感じました。お値段も普通のうどん屋さんに比べるとすこし割高です。入学式、卒業式、誕生日、結婚記念日、など、特別な日に特別なうどんを楽しんではいかがでしょう。
[美々卯]
「ラーメン食べたい」「蕎麦食べたい」という声はよく聞くけれど、「うどん食べたい」という声はそういえばあまり聞かないなと思いました。関西出身の筆者は蕎麦よりうどん派。だしのきいた透きとおるスープと、こしのあるうどんを食べたら、体中からパワーが湧き出るような気がするのです。パワーフード、うどん。渋谷で一杯いかがでしょうか。





