高台寺の近くの町家に、パリで大人気のお菓子屋「ラ・パティスリー・デ・レーヴ」があります。現在パリに5店舗、ロンドン、ミラノ、京都にも店舗があり、国際的に評価の高いパティスリー。フランスではパリブレストが新聞フィガロのランキングで一位にもなったほどです。そんな京都のラ・パティスリー・デ・レーヴをレポートします。
ラ・パティスリー・デ・レーヴとは
ラ・パティスリー・デ・レーヴとは日本語で「夢のお菓子屋さん」を意味します。「大人には子どもの頃の夢を、子どもには大人になる夢を与える」ことをテーマにした、童心にかえってお菓子を味わう夢を再現してくれるファンタスティックなパティスリー。パリのスィーツ界の巨匠の一人、フィリップコンティチーニ氏が手がけています。
京の町家にあるパティスリー
高台寺のねねの道の町家にラ・パティスリー・デ・レーヴはあります。建物の中に入ればパリの店舗と同じ空間が出現。外と内のギャップに思わず驚いてしまうほど、京都とは思えない雰囲気なのです。店内はパリと全く同じデザインが施され、ドーム型のガラスケースにお菓子がディスプレイされています。
新しい古典的なスイーツ
ラ・パティスリー・デ・レーヴのお菓子は古典的なお菓子を新しくアレンジしていることが特徴です。パリブレスト、サントノーレ、タルトタタン、エクレアなど、フランスで昔から親しまれているお菓子を創造的にアレンジしています。
例えば、 サントノーレは伝統的には円形でシュークリームを積み上げたようなお菓子ですが、ラ・パティスリー・デ・レーヴのものは、食べやすいように長方形型で、シュークリームは飴がけされ、生地がサクサク。飴の甘さとクリームの程よい甘さがちょうどいい感じの美味しさです。また京都のラ・パティスリー・デ・レーヴでは時折京都限定のスイーツ、抹茶のパリブレストなんかが販売されるようです。
ラ・パティスリー・デ・レーヴのスイーツは以前、TABIZINEでも取り上げられています。こちらの記事も参考にしてみてください。
見た目にも美しいスイーツたち
ラ・パティスリー・デ・レーヴのスイーツは見た目も美しいのです。スリーズはチョコレートがコーティングされた巨大なさくらんぼの形をしていて、とにかく目を引きます。パリブレストはとりわけやすいように花形にデザインされ、可愛らしいスイーツになっています。
2階はサロン・ド・テ
ラ・パティスリー・デ・レーヴの2階はサロン・ド・テになっていています。お茶をエスプレッソにした茶プレッソや日本茶を使った茶テラッテなど、オリジナルな飲み物と共に、ラ・パティスリー・デ・レーヴのスイーツを楽しむことができます。
京都高台寺店ではパリから送られてくるレシピで作っているそうなので、パリのラ・パティスリー・デ・レーヴと全く同じスイーツが味わえます。情緒溢れる京都でパリのスイーツはいかがですか。
[LA PATISSERIE DES REVES]
[All photos by Nanako Kitagawa]









