2月15日はプレジデントデー(毎年2月の第3月曜日)、アメリカの祝日です。
“Yes, We Can(私たちには出来る)” “Change(変わろう)”、心を摑む演説とカリスマ性で、2009年に就任されたオバマ大統領。来年2017年1月で8年に渡る任期が終了します。
ホワイトハウス専門のフォトグラファーが撮った“Behind the Lens: 2015 Year in Photographs By Pete Souza, Chief Official White House Photographer(2015年レンズの背後に)”で、オバマ大統領の人間的な一面を見ることが出来ました。人間味あふれる姿を、あなたとシェア出来たらと思います。
子ども好き
寝転がって、ハロウィンの仮装をした赤ちゃんを高い高いして。

Official White House Photo by Pete Souza
ホワイトハウスの執務室内で、ハイハイするスタッフの赤ちゃんを覗き込んで。

Official White House Photo by Pete Souza
おでこをくっつけて、ご挨拶。

Official White House Photo by Pete Souza
皆とハイファイブ。子どもたちと触れ合いを楽しむ大統領。

Official White House Photo by Pete Souza
父としての存在
娘の仕草にまかせている父。心を許した様子が背中に表れ、一般的な親子の姿が見てとれます。

Official White House Photo by Pete Souza
NYCのホイットニー美術館(Whitney Museum)を訪れ、長女マリア嬢の肩を抱いて美術鑑賞。

Official White House Photo by Pete Souza
ファーストレディと共に
そっと手を握り合う二人。素敵な写真です。

Official White House Photo by Pete Souza
大統領に寄り添い、甘えるファーストレディ。

Official White House Photo by Amanda Lucidon
米海軍のバンドが演奏する映画 “ET” のエンディングテーマに、ラストシーンの自転車に乗る真似をしてご機嫌の笑顔。

Official White House Photo by Pete Souza
踊る大統領
アラスカの学校で、伝統舞踊に参加。

Official White House Photo by Pete Souza
ファーストレディの専属秘書ジェレミー氏のお別れパーティーで、彼と共に踊る大統領。

Official White House Photo by Pete Souza
道程
マグノリア(木蓮)の花が舞い落ちる下を。

Official White House Photo by Lawrence Jackson
再選を含め、8年間お疲れ様でした。

Official White House Photo by Pete Souza
過去のアメリカの大統領は、好戦的なタカ派や、英雄色を好むといった印象が強く、一般人には馴染みが薄い気がしました。
その中で、歴代とは違う「ひとの痛みが分かる」大統領だった気がします。筆者が渡米した時に選出され、好戦的な大統領でなくて良かったとホッとしたものです。色々な批判がある中でも、人品の良い、真っ直ぐな印象は削がれませんでした。一般市民のために泣き、対抗者にはスマートな論説で反撃し、何よりも平和を尊んでくれました。抹茶アイスを好まれたことも、私たち日本人に近しい気持ちを感じさせましたよね。筆者は政治には明るくありませんが、人間的に好きな大統領でした。まだ1年間の任務が残っていますが、8年間ありがとう、ご苦労様でしたと申し上げたいものです。
[All Photos from
“Behind the Lens: 2015 Year in Photographs By Pete Souza, Chief Official White House Photographer“]


