皆さんはどんなオフィスで働いていますか?
また、どんな空間で働きたいと思いますか?
広くて、お洒落で、自由で・・・
創作意欲が刺激されるクリエティブな空間、更には信頼できる仲間がいたら言うことありませんよね。
世界にはどんなオフィスがあるのでしょうか。今回は、アメリカのポートランドにある「Airbnb」のオフィスに潜入してきました。
そこから見えてきた「幸せを作り出す」働き方とは・・・?
楽しい空間をみんなで作る
「Airbnb」のオフィスは、“テーマ”でわけられた空間が集まって出来ています。ただでさえお洒落なのに、その空間を従業員みんなで手作りしているというから驚き。
まるで鳥の巣のような面白い空間があったり、
蜂がテーマになっている空間もありました。
中に入ると、たくさんの蜂蜜や蜂の本が置いてあるこだわりよう。
オープンスペースも広くとられています。
出勤して、その日どこで仕事をするかは自由。早い者勝ちだそうです。こんなふうに談笑しているときに、面白いアイデアが浮かんだりするのでしょうね。
どこをどう切り取っても、ため息が出るほどお洒落。
奥に見えるのはハンモック。快適すぎてお家よりくつろいでしまいそうです。こんなにリラックスした体勢で仕事ができるのも、きっと信頼関係が築けている証。
他にも、アトランタや東京をテーマにしたお部屋がありました。皆で作り上げた空間なら、より一層楽しみながら仕事ができそう。
働く仲間を思いやる
働く上で大切な思いやり。わかっていても、これが中々難しいですよね。「Airbnb」のオフィスではこんな工夫がされていましたよ。
壁一面に貼られたこの写真、なんだと思いますか?
これら全部、従業員の写真なんだそう。
オフィスに仲間の写真が揃っていたら、自然とチーム感が生まれてきそうですね。
続いてはこちら。
奥には何やらカレンダーのようなものが見えますが・・・
このカレンダー、会議の予定等はもちろんですが、従業員の誕生日が記されているのです。「思いやり」から生まれてくる素敵なアイデアに脱帽。
なんとここではペットと一緒にお仕事もできるそうですよ。そんなところにも、お互いを受け入れ合う気持ちが感じられますね。
食事を一緒に楽しむ
ポートランドの「Airbnb」では、朝ごはんもお昼ごはんも会社で食べることができます。時間になると、専属のシェフが用意したお食事がオフィスの中心に用意されるんだとか。
筆者も、Airbnbの一員になった気分でランチをいただいてみました。勝手がわからずもたもたしていたら、パンをトーストしてくれたりと、皆とても気さくで親切。
ちなみに、朝はシリアルにヨーグルト、ハムやチーズなどが用意されます。
一緒に食事をすることで、“良い人間関係”を築けるのだそう。もちろん強制では無いですが、仲間ととる食事の時間を楽しんでいるように見えます。
会社に誇りを持つ
実は、何より印象的だったのが “会社愛”。とにかく「Airbnb」があちらこちらにありました。
こんな可愛いインテリアも、よく見たらロゴマーク。
従業員が着ているTシャツまで「Airbnb」。他にも、リュックや靴下など様々なオリジナルグッズがあるそうです。
そしてこちらはマグカップ代わり(?)のエコボトル。元々ポートランドはエコの意識がとても強い街なので、ポートランドらしいグッズといえそうですね。
いかがでしたか?
今回取り上げた “考え方” は、どれも真新しいことでは無いかもしれません。ですが、「働く空間」「働く時間」を自分たちで楽しみながら作り上げられる環境が、世の中に新しい風を起こせるのではないでしょうか。
信頼し合える関係が自然に醸成され、“それぞれに合った働き方” を実現している姿はとても魅力的に映りました。
そこには、広々とした空間だとか、お洒落だとか、そういった言葉では片付けられない、幸せを作り出すヒントが隠されているように思います。
[取材協力:Airbnb]

















