地味な存在ながらも、なにげにファンが多い生活雑貨といえば、「かご」。
使い勝手がよく、見た目がかわいいことから、収納に人気のアイテムですね。
外国のかごといえば、フランスの柳のかごやアジアの竹のかごが知られていますが、実はメキシコにも素敵で実用的なかごがたくさんあります。

竹でできたかごは、メキシコでも丈夫でいろんな場所で使われているアイテム。きのこ狩りにも使用 ©Miho Nagaya

竹かごをしょったロバもメキシコの田舎でよく見る光景です ©Miho Nagaya

オアハカ州の伝統舞踊の祭典、ゲラゲッツアの踊り子たちも踊りにかごを使っていました ©Miho Nagaya

おばちゃんたちが市場へ買い物にいくときに持って行く、プラスチックのひもで編まれた頑丈なかご。メキシコのエコバッグといってもよいかも。家の収納にも大活躍する、用途の広いかごです ©Miho Nagaya

チワワ州の銅峡谷を拠点にする先住民タラウマラの人びとが、針葉樹の葉で編むかご ©Miho Nagaya

藤のかご、いろいろ ©Miho Nagaya
いろんなタイプのかごが、ありますね。
メキシコの雑貨といえば、カラフルな民芸品というのが一般的に知られていると思いますが、こんなふうに生活に密着した、素朴な雑貨もあるのです。
そんな、メキシコのかごを集めた展示会、『Feria de Canastas (フェリア・デ・カナスタス)メキシコのかご展』が東京で開催されます。
展示会の主催は、日本の雑貨ファンや、メキシコファンにも注目され、日本におけるオアハカ(メキシコ南部の州)ブームのきっかけとなった本、『オアハカ・リンド メキシコのキュートな町』 の著者であり、メキシコの素敵な雑貨を日本に紹介してきた、trensa(トレンサ)代表のアンダーソン優子さんです。
オアハカ州産のものを中心にした素朴でキュートなかごや、刺繍のクロスなど、気になるメキシコ雑貨を扱います。1点ものも多いので、この機会に会場でとっておきのかごと出会えるといいですね。


